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第4回 2024.8.2開催

ファンドマネジャーの一日に密着!

インデックスファンドを運用するファンドマネジャーは日頃どんな業務を行っているの?ファンドマネジャーの出社から退社までの一日に密着し、動画で解説!

2024年8月2日に開催された、第4回eMAXIS オンラインファンミーティングのプログラム「ファンドマネジャーの一日に密着!」の模様をレポート形式でご紹介します。

インデックスファンドの運用ってシステム化されているの?ファンドマネジャーの仕事って何をしているの?皆さまからのそんな疑問を動画にまとめました。

フルバージョン動画の公開をお楽しみに!

質疑応答!皆さまからの質問にお答えしました

事前や当日、皆さまからいただいた、運用や業務にまつわる疑問・質問にファンドマネジャーとトレーダーがお答えしました。

登壇者の様子
SPEAKERS
野尻
野尻
進行役 カスタマー・コミュニケーション部
山内
山内
インデックス運用部 ファンドマネジャー
櫛木
櫛木
トレーディング部 トレーダー

同じ指数に投資しているファンドでもパフォーマンスが異なるのはなぜですか?

山内
山内

主な理由として、信託報酬の違いが大きいのですが、それ以外にもいろいろ要因があります。分かりやすいところでは、売買コスト。さらに売買コストといっても中身を分解すると、「取引仲介する証券会社や銀行へのコスト」「資産管理会社へのコスト」などが売買コストとして加算されていきますので、各社のファンドで違いが出てくるわけです。

また、同じ会社のマザーファンド*に投資しているにもかかわらず、ベビーファンド*で成績が違うこともあります。こちらも理由はいろいろありますが、理由のひとつとして、ベビーファンドにおけるマザーファンドの保有比率がそれぞれ若干異なっていることがあります。なお、基本はマザーファンドで集合して大きな金額にまとめてから投資し、規模の経済にて効率性を保ちながら運用しています。

*マザーファンドとベビーファンド
投資対象が同一のファンドが複数ある場合、マザーファンドで資金をまとめて運用することで、運用管理の効率化や売買コストの削減効果などが期待できます。
なお、お客さまが実際に購入するのはファンド(ベビーファンド)で、マザーファンドへ直接投資することはできません。

櫛木
櫛木

トレーディング部の視点で申しますと、まずは売買コストですね。売買金額が大きければ大きいほどコスト(手数料率)が低くなる傾向があります。一方で、売買金額が大きければ大きいほど約定価格がぶれてしまう可能性も高くなるので、狙ったタイミングで売買しづらくなり、それが価格の乖離要因になってしまいます。

トレーディングとしては約定価格のブレを最小限にしつつコストも抑える、というバランスを取るのは、なかなか難しいですね。

大規模災害で本社ビルが倒壊してしまった場合、運用は継続できますか?

山内
山内

はい、継続できます。今この場所は東京・汐留ですが、汐留から離れた場所に災害用のオフィス(バックアップサイト)を用意しています。各部には災害担当もおり、災害時に運用が滞らないような対策をしっかりとっています。

櫛木
櫛木

トレーディング部もバックアップサイトにサブのPCがあって、業務が継続できるようになっています。

野尻
野尻

そういったBCPプラン(事業継続計画)が整っていますので、ご安心ください。災害時を想定した訓練も定期的に行っていて、万が一のときに備えています。

倒産した場合、運用は継続されるんですか?

山内
山内

正直、実際起きてみないとわからない問題で、繰り上げ償還の可能性もゼロではないですが、おそらく倒産の場合はほかの会社が運用を引き継ぐことになる可能性が高いと思います。もちろんその際、皆さまからお預かりした資産は、私たちとは別の会社が管理しているので、差し押さえにはなりません。

野尻
野尻

投資信託は販売会社が倒産しても、受託銀行が倒産しても、お客様の資産は守られて、継続あるいは返還される金融商品になっています。その点については安心して投資できるものとお考えください。

登壇者の様子

業務でファンドマネジャーやトレーダーは何を参考にしていますか?情報源を教えてください。

山内
山内

毎日見ているのは、ブルームバーグからの金融情報です。また、各証券会社から送られてくるブローカーメールも読んで、マーケットの動向を見ています。

櫛木
櫛木

トレーダーも同じです。ブルームバーグで個別銘柄のニュースやチャートを見ています。ほかにはイベントにも注目していますね。「今日は雇用統計があるな」など、そういった情報もチェックしています。

トレーダーの1日も気になります!

櫛木
櫛木

動画の中では、為替の発注の様子をご紹介しましたが、私は外国株式の発注も行っています。1日の流れとしては7:30ごろに出社し、まずは、前日に発注した欧米の株式の約定結果を確認します。午前中は、アジアマーケットが開きますので、アジア株のトレードをします。昼食をとるのは、香港やシンガポールが昼休みになる13時頃に合わせることが多いですね。

午後は、前日に約定した結果をさらに詳しく分析します。何がよかったのか、何が悪かったのか、今後よくするためにはどうしたらいいのか、といったことを考えます。夕方はヨーロッパのマーケットが開きますので、そこで欧米株の発注をし、19時頃に業務を終了する、という流れになっています。

いただいたチャットより一部ご紹介いたします

インデックス運用は奥が深そうですね。

買う側は知らない世界なので参考になります!

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※2024年9月時点

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